京都大賞典について
京都大賞典は、10月に京都競馬の開幕週におこなわれる、芝2400mのGⅡレースである。
90年代はメジロマックイーンの圧勝やテイエムオペラオーの連覇など、人気の実力馬が順当に結果を残すケースがほとんどだったが、2000年に入ってからは人気薄もたまに突っ込んでくることが多くなってきた。
特に今年は、本来出走してきておかしくないエイシンフラッシュやローズキングダム、トゥザグローリーあたりが天皇賞(秋)に直行する可能性が高いために、ますます混戦模様だ。
昨年は久々に3着まで順当に収まったという感じだったが、今年は再び穴馬の台頭も十分考えられるだろう。
メンバーがそこまで強くならないとなれば、昨年メイショウベルーガとプロヴィナージュが1、3着に入った牝馬にも要注意である。
瞬発力の勝負になりやすいため、牝馬のキレ味も十分に活きる舞台といっていいだろう。
また、開幕週の長距離戦、しかも少頭数が多いということで逃げ馬に目がいきがちだが、過去10年で勝ったのは2003年タップダンスシチーただ一頭で、馬券圏内に入ったのも2001年2着のスエヒロコマンダーだけ。
実は差し馬がかなり上位にきているレースなのは、理解しておかなければならないようだ。
年齢的には、5歳馬がここ10年で7勝と他世代を圧倒している。
強いといわれる有力4歳馬が回避すれば、データどおり5歳馬と差しの人気薄で決まることもありえるだろう。
