府中牝馬Sについて

府中牝馬Sは、10月の東京芝1800m戦でおこなわれる、3歳以上牝馬限定のGⅢレースだ。
エリザベス女王杯の前哨戦でもあるが、なかなか本番にはつながらず、府中牝馬S組がエリザベス女王杯を制したのは98年のメジロドーベルが最後である。
過去10年のデータをひも解くと、昨年はレアなケースが続出した結果だったといえる。
10年以上のあいだ、3着以内に入っていたのはずっと4歳か5歳の馬だったが、昨年は6歳のセラフィックロンプと、これまでほとんど出走のなかった3歳馬スマートシルエットが2、3着に。
前走条件戦から勝ったのも、昨年のテイエムオーロラがこの10年で初めてだったし、さらに二桁人気(14番人気2着セラフィックロンプ)の馬が連対したのは、実に22年ぶりの出来事であった。
昨年の結果はたまたまだと考えれば、基本的には4歳と5歳の実績馬が中心で、中穴までの馬を注意しておけばいいレースだと思っていいだろう。
前走別で見ると、クイーンSからの出走馬が最多の5勝をマークしている。
また、上がりの勝負になりやすく、7年連続でレースの上がりが33秒台~34秒台。
決め手のある馬を中心に選びたいところだ。
復調気配を漂わせるクイーンS3着のアニメイトバイオや、昨年出走馬がワンツーフィニッシュを決めたマーメイドSから直行予定の、フミノイマージンあたりはかなり有力になってきそうである。

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