ファンタジーSについて
デイリー杯2歳ステークスに続く秋の2歳重賞として、牝馬限定で開催されるファンタジーステークス。
阪神ジュべナイルフィリーズ前哨戦の位置づけとして、創設されたレースですが施工距離は芝1400mと、スタミナよりも完成されたスピードが要求されるレースであり、勝ち馬は最低でも1分22秒台で走ることのできるスピードの完成度が必要となってきます。
2007年までは比較的平穏な傾向が続いていまいしたが、2008年以降は波乱含みの配当傾向となっており、近年主流ともなっているクラシックを見据え、若干デビューを遅らせる有力馬が増えてきたことが原因の一つともいえますが、このレースの主力が形成されるりんどう賞・ききょうステークス組が、必ずしも好走に結びついていないのが、波乱要素の一つです。
りんどう賞・ききょうステークスはともに芝1400mで行われ、時計面から勝ち馬は人気を背負う傾向が高いといえますが、ペースが安定しない2歳の時期は、勝ち馬が速い時計を出したからといえども、展開の流れによる勝利の場合も多く、前走を圧倒的大差で勝った馬で無い限りは、絶対の過信は禁物といえます。
特に2008年以降の波乱傾向の原因を見てみると、前走マイルを使った馬及び未勝利馬が馬券対象となっている事も波乱の要因の一つで、芝1200mの経験しかない小倉経由の実績馬よりは、むしろ1400m以上を経験した人気薄の馬や未勝利馬を手広く抑える事が重要になってきます。
2歳戦とはいえ芝1200mしか経験の無い馬に関しては、このファンタジーステークスでは、良血馬といったような血統背景が無い限りは、原則消していくのが基本的な馬券戦略といえるでしょう。
